毎年正月は,私の母親が身内親戚の中で最長老という事もあり、正月は親戚家族が一同集合し食事をします。母親の世代から見ると、その孫ぐらいの世代まで、つまり四世代が集まり、全員で大きな鍋いくつかをつつきます。〆は雑炊で、どの鍋の雑炊を食べるか?その年の我が身内の雑炊大賞を選考するみたいなものです。
 
 今年は私の母親の弟、つまり私から見ると叔父が。”今年の5月の末にご先祖様6名分の合同大法要を一泊でするので、皆さん来て下さいよ”と。これも我々から見ると、曾祖父母(ひいおじいさんおばあさん)までの四世代前までの身内。その話を聞きながら、私の世代は丁度そのど真ん中でご先祖様三世代と孫世代までの三世代で、七世代の中にいるという感覚で、雑炊頂きました。
 
しかし、孫の代にとかになると四世代前や、ましてや七世代(私から見て曽祖父母ちゃん)なんかはわからなくなってしまうのでは?と、はたと気づき、後世に分かるようにしておいた方がと思い「家系図」をきっちり作って残しておこうと、まずは母親側の「家系図」作成に入りました。まあなんと曾祖父は明治元年1月22日生まれ!もう一ケ月早い生年月日でしたら、江戸時代??慶応ですがな!!と感動です。そして、曽祖父と私の年齢差は90歳(西暦換算で明治1年は1868年として)。10年長生きしていてくれたら、リアル曽祖父さんに会えてたかもしれません。

司法書士さんが言うには、明治生まれまではかろうじて戸籍謄本があるという事ですが(2010年の戸籍法施行規則の改正によって150年間保管するようにと延長)、曽曽祖父母さん(ひいひいおじいさんおばあさん)達の戸籍謄本は多分無いと思いますとの事。作成した家系図を叔父の所へ持って行き、先祖を確認しながら話をしていると、叔父も色々な事を思い出しているようです。そんな話を聞きながら、我々のルーツなるものが少しづつ見えてきます。そのルーツは私の世代で知っている者もいるかもしれないのですが、その次の世代以下になってくると、自分はどんな家系の先に居るのかすらわからなくなってしまいそう、という変な使命感です。
 
そして、今回の家系図に我々の世代まで書き入れようとしたのですが、人数が多くなりすぎて全体を書き入れることはあきらめました。仕事柄、相続税の申告を行う時に「相続人関係図」というものを作成するのですが、少し目的が違うのですね。今回は相続税とは関係なく「我がルーツ」を探り後世に伝えるという観点から作成したのですが、色々な事に気づきます。そしてこの話には続きがあります。それは次回。今回の写真モザイク多くてすんません( ;∀;)

次回につづく
 
「家系図」の作成いいですよ。ご相談承ります。(あ!また宣伝してしまいました(;’∀’))

やこやこ

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