恐竜(たぶんヴェロキラプトル)が国連総会議場の扉から突然現れ、場内が騒然とする中、壇上へとまっしぐら。

そしてスピーチをはじめます。

 

Listen up people,
I know a thing or two about extinction, and let me tell you,
and you’d kind of think this would be obvious, going extinct is a bad thing.

(訳)
いいか、よく聞け!
俺は絶滅について詳しい。
俺の口から言うまでもない事だが絶滅はしない方がいい。

 

この言葉を冒頭に、人類の行動の愚かさを痛烈に批判します。しかし、その愚かな行動も「今」改めれば人類は絶滅の危機から逃れる事ができるのだと言います。

Here’s my wild idea
Don’t choose extinction.
Save your species before it’s too late.
It’s time for you human to stop making excuse and start making changes.
Thank you.

(訳)
俺に考えがある。
絶滅を選ぶな!
手遅れになる前に人類を救え!
言い訳はやめて変化を起こすために立ち上がれ!

 

これは10/31、イギリスのグラスゴーで行われたCOP26(Conference of the parties)国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議の開幕前に、国連開発計画(UNDP)が公開したキャンペーン動画です。

動画の最後に

It’s now or never

(今を逃せばもう次は無い)

 

で締めくくられ、本当にもう時間が無いのだと、ここ最近の異常気象の為に世界各国で起こっている自然災害が証明しています。

 

COP26は会期2週間のところを1日延長し14日に閉幕をしました。正直難しい事はよくわかりませんが、とにかく石油、石炭から排出される二酸化炭素を削減し、地球の温暖化をくい止める為に世界で足並みを揃えましょう!というのが大目的のはずなのですが、各国の事情により折衷案で採択がされたようです。

 

スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥンベリさんをはじめ、若い人達が環境問題に関心を持ち、デモが世界各地で起こりました。大人は次世代の為の責任を果たすべきで、「温暖化のおかげで北海道の米が旨くなった」なんて言っている日本の政治家は言語道断です。

 

日本には四季があり、その季節折々の風物詩がありました。しかし、最近は台風シーズンが過ぎても台風が発生したり、春でもないのに桜が咲いたり、異常気象が引き起こす異常な現象が多く発生しています。

間違った選択で人類が絶滅しないよう企業が努力する事は勿論の事、個人でもできる事があります。家庭電力の再生エネルギー化や、電動自動車、食品ロスをなくす事でも二酸化炭素の排出の削減につながります。もっと地球をいたわってあげましょう。

 

恐竜が人類への警鐘を鳴らす”Don’t Choose Extinction”のキャンペーン動画はYouTubeで観る事ができます。良く出来てきて凄いです。

オペレーション部門 中澤

 

  
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