オペレーション部門の永野です。息子の高校受験について、以前、スタッフブログに書いたのですが、早いもので息子もとうとう高校3年生、大学受験の学年になってしまいました。

1月頃から共通テストなど大学受験についてのニュースが流れ始め、来年は我が家も受験かと思いながらも、親子共々のんびり構えていたところ、ついに塾から呼び出され、計画的に勉強しないと手遅れになりますよと言われてしまいました。その結果、息子以上に母である私が焦ってしまい、ついつい口出ししてしまうという最悪の状態に・・・。反省です。
 
受験生は勉強も大変ですが、大学選びにも悩まされます。高校受験と違い、選択肢が増えた分、どの大学、どの学部を選ぶのか、やりたいことと学力、そして金銭的なこと・・。悩ましい限りです。
 
話は少し変わりますが、以前に5年ほど住んでいたドイツの教育制度は日本とはかなり異なります。10歳で小学校の課程を終了し、その時点で大まかな進路を決定します。職人を目指す「ハウプトシューレ」、技術者等を前提とする「レアルシューレ」、大学進学を目指す「ギムナジウム」のいずれかを選択します。
 
また、大学入学制度もかなり異なっています。ドイツでは、アビトゥーアとよばれる大学入学資格試験に合格すれば、基本的に希望するどの大学でも入学できます。アビトゥーアは、1科目で5時間にも及ぶ論文試験もあり、かなり高度な思考力が要求されるようです。
ドイツでは、大学まで授業料がほぼかからないのはとてもうらやましいですが、日本の教育制度とは異なりすぎて、とても難しそうに感じますね。
 
日本では、2025年実施の共通テストから出題科目や内容が大きく変わります。息子の受験は2024年なので、ぎりぎりセーフ!と思っていたのですが、もしも浪人すれば新制度のテストを受けなければなりません。そのため、確実に合格できる大学を選択する人が増えるので地方の大学も競争率が高くなるといわれているそうです。ますます、大学選択が難しくなりますね・・・。
 
とりあえず、親としてできることは、食事や生活リズムなどの体調管理くらいでしょうか。あとは、口は出さず暖かく見守ることだけですね。なんとか、無事にこの一年乗り切ってもらいたいです。

  
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