【第0481話】アジア最安の日本円は辛い(^^;)

　コロナも終わったわけでもないのですが、最近は海外へもそんなに規制もなく自由に行けるようになってきました。という事で、久しぶりに「My Another Sky」と思っているセブ島へ行ってまいりました。以前とそんなに手続き的に変わったとこもなく、コロナの時期のような手続きもなく出国です。関西空港自体は今後の海外からのお客さんの受け入れ態勢強化なのかどうなのか知りませんが、あちらこちらで大掛かりな改修工事中といったところです。

久しぶりのセブ島への旅で、以前と大きく違った実害ともいえる点が二つありました。一つ目は関空からの直行便がないという事です。まだまだ日本人がセブ島へ行く人数が少ないのでしょうか。マニラで乗り換えてセブへ行き、帰りもそのルートになっています。なので、以前は関空出発して４時間後にはセブ島に居た！という状況が、半日以上かかってしまい、途中、空港内で乗り換えの待ち時間等がとても退屈になってしまう、非常に残念な時間的な損失です。

もう一つは為替の問題です。これはセブの通貨だけの問題でなく、日本円の価値が大きく低下し、対外通貨と交換するときにかなり不利な条件になる事で、以前よりもコストが多くかかってしまいます。フィリピンペソは東南アジアの通貨の中でも比較的安定している通貨なので、日本円に対して強くなって円が下がったのではなく、日本円の為替政策により、世界中の通貨に対して下落している状況なのです。日本円が勝てる通貨はたったの３つ、トルコリラ、ロシアルーブル、アルゼンチンペソ　Wow

セブで日本円をフィリピンペソに交換するのですが、どこで両替するかによってかなり違いはあります。ホテルや空港はかなり不利なレートなので、通常は町にある両替屋さんを何件か周り、それぞれの交換レートを確認して、一番有利な店で両替します。かなり見た目やばそうなお店もあるのですが、その辺は見極めながら交換します。しかし、コロナ前に行っていた時は、10,000yen→4,800php（1php：2.08yen)。この間行った時のレートは、10,000yen→3,400php（1php：2.94yen)。
※レートは日々変動します。

どこにでもあるスターバックスの値段で比較すると、

・抹茶クリームフラペチーノのサイズ　TALLで比較すると
日本では　¥565-
最近行った時のレートで計算すると　［180php →￥529.2］
コロナ前のレートで計算すると　　　［180php →￥374.4］
値段は同じでも、［￥374.4　→　￥529.2］で　１.４１倍！
日本のスタバの価格とそんなに変わらないという事になます。

・マクドナルドチーズバーガー＋ポテト＋ドリンク　［173php →￥508.6］
・ケンタッキーフライドチキン　フライドチキン1本＋ライス＋ドリンク　［130php →￥382.2］

　セブの物価も少し上がってはいますが、為替レートの変化はもっと厳しい状況ですね。特に日本で所得を稼いで、世界のどこかへ旅行する場合は、ストレートに影響を受けてしまいます。セブですら単純に1.4倍ぐらいになってしまう。日本はその逆(^^;)　”え？？”　よく計算すると、”そんなに高いの？？！”　まあ、円安が続く限りは仕方ないのか？？ですね。しかし、これが円高になると良いのか？と考えると、また違う意味で問題が起こったりします。

　ちょうどよい為替レートってどこなんですかね(^^;)？？　まあ現状レートでできる事に対応するしかないのですね。どんな状況になっても、「My Another Sky」は持ち続けたいところです。