朝5時起きで5時半には宿舎を出発し、途中で朝食を調達し一路登山口へ向かいました。登山口に到着するとすでに何組かの登山者集団が案内人から説明を受けていたり、準備運動をしたりとかなりのラッシュです。前回ここへきたときの事を思い出すと、光景は全く違っています。前回は全く人影もなく、我々だけがいきなり説明を受けることもなく、登山口から突入したのですが、今回はまず調達した朝食を食べ、準備運動、トイレ、登山中の注意事項説明で出発です。

登山口を出発して最初はトロッコ道の枕木の上をもくもくを歩いていくのですが、そのトロッコ道を行く行列は先頭がどこなのかわからないぐらい続いています。それでも前の人の背中を常に目指して、遅れないようどんどん歩いていきます。単調なトロッコ道の歩行は、まさしく歩く瞑想ですね。最初は色々な事が頭をよぎっていくのですが、そのうち考えることも無くなり無我夢中?に歩いています。

何分か歩いた後、小杉谷という場所でその町があった頃の説明を案内人から聞きながら、ちょっと休憩。まだまだ元気です。登山といっても、平坦な道を歩いているので負荷があまりありません。休憩も終わりまた出発します。歩いているうちに色々な自然を目にします。徐々に宮崎駿の「もののけ姫」に出てくる世界の真っ只中に入っていき,苔むした杉の倒木であったり、杉苔に山水が粒状に光っていたり、とても幻想的。時々物陰で屋久鹿がこちらを見張っていたりして、サファリーパーク状態。それでも、もくもくとトロッコ道の枕木から足が外れないよう、無我夢中。

歩き始めて3時間ぐらいのところで、トロッコ道から卒業です。どれぐらいの距離を歩いたのでしょうか。とにかく山をいくつも越えてきたような感じです。そこでちょっとトイレ休憩で、いよいよ森の中に入って行きます。いきなり、道の傾斜が急になりしかも人が一人と通れるぐらいの幅の道です。まさしく「もののけ姫」の現場と言った感じでしょうか。前回ここを登ったときにはその道すらなかったので、足場の悪い道を転ばないように足場ばっかり見ながら歩いていると、知らず知らずコースから外れそうになってしまうという状態でしたが、今回はちゃんと急なところを階段を木組みしてあったり、平坦なところは、板で足場を組んであったりと、かなり歩きやすい状態ではあります。しかし、やっぱりきついですね。

まず到着したのは、「ウイルソン切り株」と言うところです。切られていなければ、目指す縄文杉より大きい杉かも知れません。しかし、切られてしまって切り株になっており、その中が空洞という状態なんですが、何とも威圧感がやっぱりあります。切った後の周りに3本の杉が植えられたようで、まさしく3人の部下を従えた王様といった感じです。(今年はまだこの切り株の中に入って写真なんか撮れるたのですが、来年は立ち入り禁止になるそうです。)切られて杉事態は生きていないはずなのに、とにかく凄い。

ここでちょっと休憩し、心臓破りの第一関門から第三関門の登りに向かいます。この心臓破りの登りで、一気に200メートルの標高を稼ぎます。現在標高1000メートル。とにかく、右足と左足を交互に前へ出すと、いつかは縄文杉にたどり着く、何て自分に言い聞かせながら、ゴールに向かってまた出発です。


続く

やこやこ

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