毎回新幹線で出張する時、事務所から新神戸駅までとか、また帰ってきた時には駅から事務所までとか、タクシーを利用します。タクシーは本当に便利で雨の日であったり、暑い日寒い日、荷物の多いとき、とにかく便利で重宝しています。しかし、乗った後、降りる頃にはとても不愉快な気分でいっぱいになり、もう二度とタクシーには乗らんとこ!!何て考えてしまう事が多々あります。なぜかと言うと、私の態度が不愉快なのかも知れませんが、いやいや、そうに違いないと思うのですが、とにかく乗ってから、降りるまで一言もしゃべらない。

 商売上の観念かも知れませんが、車に乗り込んだらまずは、挨拶から始まるのでは?それが無い!その次は会話の順番として”運転手さんの方から、”どこまで行きましょか?”と言うのが・・・。しかし何も言わず車を走らせて行きます。それで思わず、”どこどこまでお願いします”と、こちらから言う始末。目的地に近づいてくるにしたがって、”どの辺りですか?”とか”この辺りですか?”とかの言葉を期待しながら、乗っているのですが、全くそれもない。

 このまま何も言わなかったら、どこまで行くつもりなんやろ?とか考えながら乗っているのですが、そこまで暇では無いので、”その辺で結構です”とか言って止めてもらってお金を払い、事前に”領収書お願いしますね”とかを言わずに、止まってからそれを言うもんなら、もう大変。お釣と領収書をもらって降りるや否や、車のドアも走り出しながら勢いで閉めるって感じで、行ってしまいます。そんな状況を体験すると、タクシー会社の名前を確認して、もう二度とそこのタクシー乗らないでおこう、何て思います。何度も言いますが、すべてのタクシーがサービスゼロとは言ってないのですが、特に神戸のタクシーでよく体験します。神戸の住人として、とても寂しいですね。

 それが最近、乗ったタクシーでよく話題に上るタクシー会社”MKタクシー”にたまたま乗る事になりました。あまりのギャップにビックリです。乗るときには、自動ドアではなく、運転手さんがわざわざ降りてきて、ドアを開けてくれ、降りるときには、またドアを開けて、天井でお客さんが頭を打たないように、フォローしながらエスコートしてくれます。その上、料金が安い!!これはどういうことなんでしょうか?特に何がいいかと言うと、降りた後なぜか嬉しい気分というか、少なくともいつも味わう不快な気分が全く無いのです。それからは、タクシーに乗る必要があるときは、MKタクシーを探してしまいます。

 以前ちょっと聞いた事があるのですが、そんなMKタクシーを他のタクシーがいじめに入っていると言う事です。それを今日まざまざと見てしまい、またまたがっくり。仕事の帰りに車で走っていると、一台のタクシーが他のタクシーに追いかけられているようで、前のタクシーにピッタリ張り付いて走っていました。前のタクシーはそれから逃れようと、ダッシュ。それで気になって私も追いかけて行き、その二台のタクシーを見ると、やっぱり想像どおり前がMKタクシー。きっと、これもいじめの一環なんや!!と思いながら、後ろのタクシーの横に並び運転手をにらむと、車線変更しながら、どこかに行ってしまいました。

 サービスで負けお客をよそ者に取られたから、いじめと言う形で仕返しをする。色々と私にはわからない諸事情があるのでしょうけど、この状況だけを見ていると最低ですね。私もとても単純構造なんで、こういう場面を見てしまうと、思わず”MKタクシーがんばれ~!!”なんて応援してしまいます。しかし、同時に全ての神戸のタクシーでは無いのですが、今一度タクシーもサービス業でもあるという事を再認識して頂き、一言ぐらいはというか、行き先ぐらいは声を出して聞いてほしいですね。(私だけがそう感じているのかも知れません、そのときはあしからず)

              やこやこ

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