最近は本を買うのも便利になって、インターネットで夜な夜なアマゾンのページを検索しながら、色々なジャンルを家に居ながらにして検索し、この本を購入というボタンを押し精算するだけで、本が届きます。おかげで以前は一週間に何度も本屋に通っていたのに、本屋さんに行く回数も減し今年は数回ということになっています。しかし中身もよく見ないで買うのですから、がっかりする本もたくさんあります。

 そういうことが続き、久々気合を入れて本屋さんへ行き、ちょっと流行おくれかな?とか思いながら、養老孟司著の「ばかの壁」でも読もうかと思い、近くの本屋へ行きました。やはりまだ売れているようで、平積みになっておりましたが、その横に新しい養老氏の本が出ておりました。「運のつき」という本です。「ばかの壁」は思いとどまり、その「運のつき」を読むことにし、他のほしい本何冊かと一緒にそれを買いました。

 帰ってからすぐに読んでいると、すごく面白いことが書いてあり思わずマーカーしました。それはどういう内容かというと、普通の女性の顔写真を100枚コンピュータで重ねあわせると、美人の顔になるということです。普通の顔を重ね合わせるのですから、何枚重ねても普通にしかならないのでは?なんですが、びっくり美人になるという事なんですね。言い方を変えると、普通を重ねるとどんどん特別になっていくと言うものです。考えも同じで、普通の考えを重ねていくと「ノーベル賞級の考え」になるという事です。

 それを読みながら、”そのとおり!!!”またまたマーカーで色塗り塗りしてしまいました。どうしても仕事をしたり日常生活をしたりしているときに、どこかスペシャルを狙っている自分が見えてきます。仕事にしてもやはり、当たり前のことを当たり前のようにやっていく。しかしこれがまた難しい。だからスペシャルを狙ってしまう、ということなんでしょうか。そういえば思い当たる事いっぱいあります。16個の当たり前と2個のスペシャルぐらいの割合を毎回出来たら、殆ど勝ちですね。

 「当たり前」をもっと見直し、「当たり前」を当たり前で当たり前のように・・・・???ああぁぁぁ!!とにかく、もっと「当たり前の事」をきっちり重ね合わせていくようにしたいですね。それから、やはり本を買う時は労を惜しまず本屋さんへ行くのがいいのかも。


                 やこやこ

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