今日は初めて神戸地方裁判所第15民事調停室と言うところで、調停委員3名を前に弁護士の補佐として裁判所デビューしました。やっぱり裁判所と言うのは、建物自体威厳があって、ロビーで待ち合わせしている間、ひそひそ話も建物中響きわたる、ロビーイストも真っ青と言う感じですね。お客さんとロビーで弁護士さんをお迎えして、色々と手続きしながらその部屋で待っておりました。朝10時から始まって最初はその会社の従業員さんの尋問、その間は退場しておいてください、とか言われながら外で、どんな事聞かれてるんかな?とかそこの会社の人と話しておりました。何かインフルエンザの予防接種の順番を待ってる時の心境です。

 その後部屋に呼ばれ、私の出番です。今回は債務整理という事でエクセルで作成した資金シュミレーションを元に話を進めるという事で、そのシュミレーションについての内容を説明しました。調停委員の方は多分弁護士の方だと思うのですが、胸に着けてる金色のバッチがいやに眩しい。しかし数字とかのジャンルは全く分からない感じでした。我々が弁護士の領域が全くちんぷんかんぷんであるのと同じ何やと思うとこらへんから、なぜか独断場になってしまい、1時間半の説明の最後は、一番えらそうな調停委員の方の、”はぁ~、・・・・、これに基づいていきましょう”で決着。”次回は銀行の方を呼ぶので、そのときもお願いします。”はあ?(私)で終わりました。

 これからは起こる問題も複合化していき、弁護士と税理士とかと言う風に、専門分野の人がその得意分野でプロジェクトチームを作りながら、問題を解決していく。不足している分野をそれで補いながら、相乗効果(シナジー)を求めてより良いソリューションをお客に提供できる。そういう仕事が益々増えるのかという事を実感しました。その後益満先生の事務所で話していたんですが、やはり同じ事を痛感されたみたいでした。我々FCGもそれを求めているという事は、ご存知の通りと思いますが、今よりもっとシナジーは期待できるんじゃないのかと、益々実感しました。

                やこやこ 

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