oth1003010109000-n1.jpg 顧問先の社長とよくこんな会話になります。

私 :社長来期こそ経営計画を作成して、戦略を練って経営していきませんか?出来れば中期計画とかたてて、短期計画。

社長:中期計画って何年の計画ですか?

私 :3年から5年計画ですね。それに基づいて来期の計画がある。
社長:そんなあほな!明日の事がわかれへんのに、一年後の事なんかわかるかいな!!

私 :そうですね。一年後の事なんかわかりませんね。しかし、これから支払わないといけない固定費は決まっているし、借入の返済も決まっているし、どうしますか?

社長:それはちゃんと払っていきますよ。

私 :どうやって?

社長:がんばって売上を上げて払っていきますよ!

私 :どのように頑張るんですか?

社長:とにかく頑張るしかない・・・。

 社長からよく聞く単語”頑張る!”非常に頼もしい言葉でもあり、非常に曖昧な言葉でもあります。外から社長の頑張りを見ていると、本当に涙ぐましい頑張りで・・、しかしそれだけ頑張ってなぜ借金は増え続けるの?やはり”頑張る”だけではうまくいかないようです。

 客観的に見ると、一番最悪な”頑張り”は行き当たりばったりの頑張り、とにかく頑張る!というやつです。真っ暗な野球場で、どこから玉が飛んでくるのかわからないから、とにかく頑張ってバットを振り回し続ける。自分は物凄く頑張っているという充実感と、全く当らないという不安感と絶望感。その嫌な感情をかき消すためにもっと頑張る。頑張る事により不安感とかが少し和らぎます。しかし当りません。そしてクタクタ。頑張るをいう事を目標に頑張っているようです。

 この話少し長くなりそうなので、今回はこのへんで

 続く

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