cuseeme.gifまるやまと「Cu-Cme」(シーユーシーミー)という技術で遊んだ。これは、簡単にいうと「テレビ電話」で、世界中の人とお互いに顔を見ながら会話ができる、というものだ。「英語、苦手なんすよ」と苦笑いするまるやまも、スラングな会話を楽しむのであった。「お、ハローいうてきてるで、はろーはろー」「なんかゆうてまっせ」「・・・なんて読むねん、これ?」「わかりません」ここ数年で、コンピューターに関する技術環境は激変している。次々と新しいハードやソフトが開発され、市場にだされる。そして、それらの変化を全く自然なものとして受け入れ、楽しむ世代が、まるやまたちである。僕は彼等を「ポップチルドレン」と呼んでいる。
僕が高校生の時、初めて触れた技術が「オートバイ」だった。サッカーをやめてくさっていた僕は、友達もできなかったのでひとりでバイクに乗って海とか行って昼寝とかしていた。自転車に乗ってた頃に比べて、僕の行動範囲は段違いに拡がった。やがて、話のできる友達もできて、狭かった僕の世界は果てしないものになっていって、僕はいつもその中心にいるのだった。新しい技術が人に与える選択肢と可能性は、とにかく人を自由にしてくれるものなのですねえ。

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