保険証券

監査二部門の梅本です。

前回までのコラムで、法人加入の保険について、管理台帳作成の必要性をご説明しました。

では、実際に作成するにあたり、現在加入している保険を確認するには、どうするのが良いのでしょうか。まず一番確実なのは、保険証券を見ていただくことです。

 

しかし、私が顧問先様にお伺いした際に、保険証券についてお聞きすると

「保険証券?そんなもん貰ってへんよ」
「保険証券って何ですか?あの辺のダンボールの中にあるかも」
「たぶん失くしました、それって再発行できるんですか?」

と、何とも心許ないお返事が・・・。

 

そもそも保険証券とは、どんなものでしょうか。

右上のイメージ図のように、保険金額や保険期間などが記載されており、保険契約の成立や契約内容を証明するものです。契約が成立すると、保険会社は必ず保険証券を作成し、契約者に交付します。そして、保険金・解約返戻金を受け取る時、また契約内容を変更する時には保険証券が必要です。

そう、保険証券はとても大切なものなのです。

 

では、何故大切に保管されていないケースがあるのでしょうか。

保険証券は、換金性がある「有価証券」と違い、契約内容を示す「証拠証券」に分類されます。売買契約書などと同じ扱いです。

そして両者の違いは、再発行できるかどうか。保険証券は紛失しても再発行可能なのです。これがついつい管理が疎かになりがちな一番の理由でしょう。

 

では、実際に紛失してしまった場合はどうするのでしょう?

保険会社に連絡して、必要な書類(再発行請求書・本人確認書など)を用意すれば、2週間程度で再発行完了できるようです。

 

ただ、実際に保険証券が必要なのは、「死亡」「手術・入院」などで保険金の請求をする時や、「解約」「見直し」の時。心身が健康でない時に、どこにあるか分からない証券を探す気になるでしょうか。支払いに当てたい時、もしくは大金を支払った後に、2週間待つ余裕があるでしょうか。そもそも契約内容を理解していなければ、保障金額等が妥当かどうかも分かりません。

契約内容が必要かつ充分か把握するためにも、そして保険会社にスムーズな処理を行なってもらうためにも、ご自分でしっかり管理しておくことが大切です。

 

このコラムを読まれた方は、お手元に保険証券があるかどうか探してみましょう!

*保険証券のイメージはプレデンシャル生命のHPからお借りしました
  
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