take 今年は、当事務所も開業30年目を迎えております。ある意味、13年目とも違い、27年目とも違います。何がどう違うのかは、年数でみれば ただ下一桁目が”0”と言うだけかもしれません。しかし、27年目でお祝いするというより、よく歓楽街のお店から案内が来るように、”お蔭様で*0周年!”。やはり5の倍数が多くて、特に盛大に案内が来るのは、10の倍数年目。ご多分に洩れず、”お蔭様で30周年!”なのです。

これはいったい何なのか?と考えてみると、やはり人も会社も何かの”区切り”があるようです。同じように過ごしているようで、何か違う一年。そして、気のせいでしょうか?とても起こる現象が、いつもより振れる幅が大きく感じる一年です。竹でいうと、つるっとした部分ではなく、ゴツッとした部分。つまり”節(フシ)”なのです。香港の建設現場に行くと、10階建てのビル建設の足場は”竹”です。初めて見たときは仰天したのですが、足場になるほど竹は強い。なぜ強いのかと言うと、”節”があるからという答えになります。

熟語辞典で”節”がつく言葉を調べてみると、節目、節分、節句・・・。他にも、関節とか、おじ様たちがsekkuカラオケで酔っ払って歌う、〇〇節とか。この前半に並べた熟語は、何かの区切りのような意味合いで、必ず何らかのイベントがあります。女の子の”桃の節句”男の子の”端午の節句”。それは、節目として、その後、健康でもっと強くなるようにというイベントがあるのかもしれません。また、関節は骨と骨のつなぎ目で折れ曲がる部位の事。〇〇節という時に使う節(ブシ)は、メロディーが変化するという意味であったりします。つまり、何かが変化する大切な事、時。どちらも、今より変化する節目という、普通ではないですよ、という事なのでしょうか。

そういうふうに自分自身を振り返ってみたり、顧問先様の出来事を振り返ってみたりすると、必ず大きなyasuki節、小さな節が存在します。あの時が”節”だったのか!!とか。竹にも節があって、伸びては止まり、また伸びる。伸びる方向はそれぞれ違うようですが、何かその変化が起こる時には、必ず”節”があります。よく言われる”節目”。竹の節と、今の経営環境を比喩してみると、何となく節目は企業が強くなる時という事になります。しかし、逆に節目で強くなるどころか、折れてしまうってのもあるかもしれません。

経営は順調にいけば、それはそれで喜ばしい事なのですが、取り巻く環境がどんどん変化するのは当り前。特に今は大異変の時代です。企業も節の数だけ成長し強くなれるチャンスと考えれば、その節をしっかりと鍛え、節と節の間をどのようにやっていくのか?とても、この”節”は大切です。あらためて自社の節はどうあるべきなのか?我が事務所もをそういう意味で、「30年目の”節”をしっかり鍛える大切な一年である」と、心して取り組んでいきたいと思います。

最近、手足の節々が・・・・(~_~;)これも節・・・。

やこやこ

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