みなさまこんにちは、社員税理士の光島です。

 

暑い日が続いていますね、7月18日には近畿地方も

梅雨明けしたと見られると発表がありました。

これから、夏本番ということでしょうか!

お体だけは十分にご自愛ください。

 

では、前回の続きから。

 

みなんさん、インターネットバンキングはチャレンジしましたか?

個人で銀行取引されている方は、比較的、簡易にインターネットバンキングを導入できるのですが、こ

と、法人となると結構手続きが面倒なこともあるようです。

 

法人の場合は、個人に比べて取り扱い金額が多額であったり、取引回数が多かったりするので、よりセ

キュリティーが強化される傾向にあります。

お金のことですから、安心して取引できなければ誰も、利用しなくなります。

 

さて、セキュリティーといえば、IDとパスワード(たくさんあれば安全?)が思い浮かぶのですが、昨

今は、個人情報が流出したりして、IDとパスワードだけでは、完全に安心ではないようです。

パスワードといえば、自分で設定するものと思っていましたが、最近では、ワンパスワードといって、一

回一回異なる番号を端末に送ってくる(?)番号を入れることで、更なるセキュリティ強化に努めている

ようです。
ここで、法人のネットバンキングで必ずといっていいほど出てくるのが、電子認証方式といわれるもので

す。いわゆる、公開鍵・秘密鍵・電子証明書をつかったセキュリティーです。

 

簡単に言いますと、秘密鍵を特定のパソコンに格納し、これに

よって暗号化された文書等を電子証明書と一緒に公開鍵を

つけて相手に送ります。

 

受け取った側は、電子証明書の有効性が確認され、公開鍵で

暗号化した文章が復元されることによって、いわゆる本人を特定できるという仕組みです。

となるのですが、正直、私もよくわかっていないです。

これに関しては、以下の三井住友銀行のWebページコラムなのですが、これが非常にわかりやすい。
http://www.smbc.co.jp/hojin/security/school/mail/column_pki.html

 

公開鍵・秘密鍵・電子証明書を、リアルの世界で活用されている、実印・印影・印鑑証明書にたとえて、

わかりやすく解説してくれています。ネットバンキングを利用している方は、必見です。

 

この電子証明書、パソコンを特定してしまうので、特定された

パソコンでしか取引ができないことになります。

これによって、特定されたパソコンに、物理的に接触しない限

り、ネットバンキングができないことになり、リモート操作さ

れない限りは、遠隔地での操作はできない仕組みになっていま

す。ただし、ノートパソコンなどの移動可能なパソコンの場合は、盗難や紛失によって、物理的な接触を

可能にしてしまうので、取り扱いには十分注意が必要です。

 

今後は、電子認証方式とワンパスワードの組み合わせによって、より安全なネットバンキングの環境が

構築されていきます。取引開始までに、かなり複雑な手順と労力がかかりますが、これも、安全に取引

するための手続きです。

 

これをクリアーすれば、月末に窓口に長い間並ばなくても、ATMに長時間並ばなくても、目の前の

パソコンで銀行取引ができるのです。

ネットバンキングができれば、銀行取引の電子データの取得が可能になるのです。

ただし、このセキュリティーが、銀行取引の電子データの取得に対して邪魔者になってしまうのですが。

なんとかする方法はないのでしょうか?

今回は、ここまでとさせていただきます。

*文中の説明イラストは、三井住友銀行のvebページからお借りしました。

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