こんにちは、社員税理士の光島です。
 

今日は1月20日(水)です。

納期の特例を受けておられる方は、源泉所得税の納付忘れはございませんか?

源泉徴収した所得税等に対して、納期の特例を受けておられるお客様は、7月から12月までに源泉徴収

した所得税等は翌年1月20日が納付期限になります。くれぐれも納付忘れのないようご注意ください。

 
そして1月も半ばを過ぎ、いよいよ個人の確定申告の時期が近づいてきました。

ことしは、平成28年2月16日(火)から同年3月15日(火)までです。

ただし、還付申告される方は、2月16日以前でも受け付けてもらえるので、税務署が混雑する前に

是非足をお運びください!

 
ピボットテーブル!?

さて、確定申告等で集計した売上げのデータは、その後、どのように活用しておられますか?

年間の売上集計、年間の商品毎の売上集計、年間の商品毎の売上個数、月毎、日毎、時間毎、部門

毎、担当者毎・・・・・。そして、時系列でこれらの集計値を並べてみたい。

pivot-6

 

一度、見てみたいですよね!社長さん!

 

これ、手集計となるとけっこう大変です。

経理担当者は、レジや販売管理ソフトから書き出した

膨大なデータを前にフリーズしてしまいそうです。

 

そんなあなたに、ピボットテーブルの機能は

いかがでしょうか?

 

前回のフィルタリング機能は、1つの要素に対する集計や抽出には向いていますが、さらに要素を

増やそうとすると、複雑なフィルタリングをかけなければなりません。

フィルタリングは、あくまでも検索です。

検索条件を外すと、もとのデーターの集合に戻ってしまいます。

pivot-3

 

ピボットテーブルの機能を使えば、縦軸に商品名、

横軸に日をとれば、毎日の各商品の動きが一目で

わかります。

さらに、商品名に担当者を組み合わせれば、各担当者が何月にどの商品をどのくらい売ったのかも

分かります。組み合わせ次第で、いろいろな集計が自在にできるのです。

 
ピボットテーブルに挑戦!!

使い方は、おおむね次の手順でOKです。

エクセルに書き出したデータ内の、どこかのセルを選択(表の中であればどこでもOK!)。

「挿入」リボンの「ピボットテーブル」ボタンをクリック。

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「ピボットテーブルの作成」ウィンドウ、「ピボットテーブルレポートを配置する場所を選択して

ください」で、「既存のワークシート」を選択、表以外のどこでもいいのでクリックして「OK」

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これで準備はOKです。

右側に、ピボットテーブルのフィールドというスペースが出来ます。

ここまできたら、もう、あなたは、データーを自由自在に集計できます。

「レポートに追加するフィールドを選択してください」で項目をクリック。

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選んだ項目を下の十字のそれぞれのフィールドにドラッグ&ドロップ。

 

(表示されているフィールド項目の説明)

フィルター ・・・抽出したい分類

縦軸(行) ・・・商品名など

横軸(列) ・・・時系列にしたい場合は、日付等

 値 (∑) ・・・個数や合計等

 

ひとつのフィールドに、2つの項目を入れるのもOK。

同じフィールド内で、上下を入れ替えれば集計の優先順位も変更されます。

気に入らなければ、フィールド内の項目をフィールド外にドラッグ&ドロップしてやれば、

何度でもやり直しOKです。

 
練習用のエクセルをつけましたので、ぜひ遊んでみてください。        (EXCEL_DATA ↓)

自分なりの集計をすることで、いつもとは異なる視点が生まれるはずです。

そこから、ビジネスの種を生み出しましょう。

 

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