2017年ハワイ紀行 その２～チップマスターになった！

Aloha!!　2部門の中澤です。

２回目の今回は、ホテルに到着したところから始まります。私達が滞在したホテルは「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」。ここは広い敷地の中に、複数の宿泊施設と商業施設で構成されていています。

そして、ここのホテルは私が今一番はまっている海外ドラマ「HAWII FIVE－O」の制作協力もしていて、ホテル内での撮影や、棟のひとつ、レインボータワーは空撮で毎回登場していたりします。

ハワイでの最初の食事は、ドラマでも登場したレストラン「TROPICS BAR AND GRILL」でとる事にしました。中に入るとドラマで観た通りの内観に少し感動。ただ、屋外のパラソル席だったので、鳥が寄ってくるのがたまにキズでしたが・・・。マリンブルーの海を眼前にThe Americanな食事にハワイに来た事を実感しつつ、一息ついて、さあ支払いです。

「Check please！」

私達を担当してくれたウェイトレスさんからレシートをもらい、前回の失敗を教訓にスマートな支払いが今回はできると意気揚々としていました（前回はチップ初心者のため、釣り銭までチップと思われ損をしてしまいました）。やはりレシートの下部には15％、18％、20％とそれぞれの割合で計算された＄がすでに記入されていて、15％のところにチェックを入れ、少し釣り銭がでるくらいの金額を彼女に渡して戻ってくるのを待っていました。

が、その彼女が中々戻って来ない。これはまた「釣り銭も・・・？」のケースかと思い、どうするか話し合ったところ、釣り銭も僅少という事もあって、そのままレストランを出る事にしました。しかし、この事がトラブルを作る原因になってしましました。

レストランを退出する時に「やはりレシートをもらえないのはおかしい」という事に気づき、案内係の女性にレシートが欲しい事を伝えました。そこに「あっ！！」という友人の声。「クーポンがあった！！」
ここでレストランの方に再計算をお願いしたところ、マネージャーらしき人がやってきてどうやら揉めている様子。

しばらく待っていると再計算してくれる事になり、先に支払った分の全額返金分と同時に再計算されたレシートを渡されました。この時なぜかは忘れてしまったのですが、1セントを彼女に「どうぞ」と渡しました。

またここで悩む事に。

「このレシートに、先程提示したチップがインクルーディングされて(含まれて)いるのかどうか？」

これを読まれている方、「そんな訳ないじゃない！」と、お思いだと思うのですが、私達はまたまた「チップ初心者」に逆戻り。ここで友人と二人、これはインクルーディングされているだろうと勝手な解釈をし、トータルの金額だけ支払って店を後にしました。でも、どこかスッキリせず、後ろめたい気持ちだったのでコンシェルジュに聞く事にしました。

Excuse me? Japanese OK?

と対応してくれたのは、日本人のコンシェルジュでした。
「チップの提示の仕方がわからない」と先程のレシートをみせて説明をしてもらいました。

結論、再計算の中にはチップは含まれていなかったし、下部に15％、18％と提示されているからといって、その金額を払う必要は無いのだと。また極端な話、十分満足のいくサービスを受ける事ができなかった場合はチップも払う必要がないのだと。

慣れないシステムです。

しかし、我々は先程のレストランで面倒なお願いもしたし、満足のいくサービスも提供してもらいました。その報酬が何かの理由で渡した1セント。なんだか申し訳なくなって「チップだけ持って行く？」と、ここでも悩んだのですが、結局払わずじまいです。

ここでコンシェルジュに習ったおさらい。
レシートには、Total Dueの下に「GRATUITY」とあって、その横は空欄になっています。ここにサービスに対しての報酬額を記入し、TOTALを出してまた渡します。

この日以降、チップに関しては失敗する事はなくなりました。が、朝食をとったダイナー（ここも「FIVE－O」の撮影でつかっていました）では、チップをテーブルに置いて帰る事もある事を思い出し、どうするかウェイトレスさんに聞いたところ「テーブルの上に」と言われたので、適切な金額プラス失礼かなと思いつつ財布に貯まった1セントを積み上げて帰ってきました。