社員税理士の嶋﨑です。
緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が戻ってきたような感じがします。ただコロナに係る雇止めや解雇が2万人を超えたという報道もありました。こうした状況の中なんとか商売を継続していくためには、受けられる助成金等を活用していくことが必要不可欠になります。そこで今回は、引き続き雇用調整助成金について前回との変更点を中心に社労士の秋元先生におうかがいしようと思います。それでは秋元先生よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

雇用調整助成金について、前回からかなり変更があったんですよね。
そうなんです、申請が難しいというお声がかなりありまして様式がかなり変わりました。まず、計画書の提出がなくなりました。

計画書というのは、あの事後提出でもいいよという計画書ですよね。
そうです。それと、申請書類についても様式が3枚のみになりました。あと、それに添付する書類も出勤簿、給与明細、売上などがわかる書類(初回のみ)、それと役員名簿くらいです。
売上などがわかる書類は、休業した月と1年前の同じ月の分が必要ですが、去年商売していない場合は休業した月とその前月との比較もできます。
いずれも売上が5%以上減少していることが要件となります。

そうすると非常に申請のハードルが下がりましたよね。あと、内容についてはどうですか。
まず、金額の上限が増額されました。今まで1日の上限が8,330円だったのが15,000円に引き上げられました。

例えば、1か月22日勤務として月額33万円まで助成が受けられるということですね。
しかも解雇等がなければ100%助成してくれます。

以前、90%とか94%だったのが100%になったのですか。
はい。

そうすると以前90%だとか、上限8,330円で申請していた人はどうなるのでしょうか。
そういう人たちは、後で追加給付されるようです。

申請はやり直しですか。
それもしなくてもいいようです。

これの対象期間と申請期限はいつまでですか。
対象期間は4月1日から9月30日の間の締め分給料になります。延長の可能性もありますが。それと、申請期限は給料の締め日から2か月以内です。ただし4月1日から6月30日の間の締め分給料に関しては8月31日までに申請すればいいことになっています。

4月や 5月は情報が錯綜していましたから、その救済措置なんでしょうね。
ハローワークはだいぶ落ち着いてきたのでしょうか。
そうですね、電話も普通につながるようになってきましたし。とにかく、助成金の上限が上がったのと期限が延長されたことは非常に大きいと思いますので要件を満たす方は是非活用されるのがいいと思います。

ありがとうございました。

今日のまとめ

(1)雇用調整助成金の申請様式は3枚、
それに係る添付書類も随分簡略化された。
(2)助成金額の上限が15,000円になった。
しかも100%助成してくれる。
(3)対象期間は4月1日から9月30日の間の締め分給料、申請期間は給料の締め日から2か月以内。
ただし4月1日から6月30日の間の締め分給料に関しては8月31日が申請期限となる。

  
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