この季節になると市場やスーパーに梅とからっきょうとかが並べてあり、それを何年か前に見てから、自分でらっきょうを漬けてみよかと思い、自作らっきょう。食べてみると案外 ”いけるやん!(自画自賛)(^-^) ” それに自作なので添加物とか気にせずバリバリ。そうなると、次はらっきょうに合う食事は・・・、そうだ!カレーや!なんて。連鎖的に色々な自己流の究極を求めた自作飯に発展していきます。
 
コロナ禍という事もあるので、”らっきょうできたよ~!!”の掛け声で皆さん集合で、”らっきょう”のアテで牛すじカレー作り、主役の”らっきょう”の話題と、脇役のカレーの話で盛り上がるという、何ともほのぼのした時間がとてもいい感じです。
 
街へ出て外食をしたり、ネットでお取り寄せグルメとかで、究極に美味しい物は、日本中とか世界中を見渡せば食べきれないほど多くあり、値段も様々。外食をする時、特に同じよなお店が近くにあると、自分の好みも大きく関わるのですが、”美味しい”っていう自分なりの定義に大きく反応します。出てくるアイテム自体が美味しい、しかも値段がそこそこ、であったり、お店の事情のコストが加算されているっていうのであったり。
 
その “美味しい” という定義の中には「物」と「事」が含まれていて、その程度によってどのようにするのかが変わってきます。簡単に、便利に、そこそこリーズナブルで美味しさを満たすっていうのであれば、究極はコンビニ飯。究極の素材で作られた有名料理人が料理した一品、となれば一度は行ってみたい?っていう食事になるのかどうかは分かりませんが、色々な要素から選択して、その時の気分とお財布事情で何を食べるのかが決まるのかもしれません。
 
しかし、最近販売されている商品や店舗によっては、手に入れるのに長蛇の列で、口に入るまでに時間とお金がかかるというのをよく見かけたりします。間違って並んでしまって、しかも何だか値段も高い。一番嫌なパターンなのですが、なぜか売れている?その販売店が売れ続けているのかは不明ですが、しかし、なぜ並んでまで買うのか?っていうところにそそられて、つい並ぶ。まあ、食べると普通。ほんじゃ何?って、含まれている「事」を探すわけですね。
 
世の中、食事以外にも色々な物が売られています。その素材の価値で勝負しているという商売ももちろんあるのですが、やはり普通ではない価格で、売れている物って、素材の価値以外の「事」ですね。そして最近特にその「物」を買うのではなくて、「事」を買うっていうのが流行りというか、そういう方向に極端に変化しているように思います。”いい材料使ってますから”っていう売る文句は、重要なキーワードかも知れませんが、かなり価値は下がってきているかもしれません。
 
昨年作った梅酒、梅シロップ、梅干しが一年経って食べごろとなりました。梅シロップに漬かっていた梅で今年は自家製「梅ジャム」かなりいい感じ。薬効成分「ムメフラーム」たっぷり(^-^)。そして、今年もまた梅の季節がやってまいりました。早速、和歌山の南高梅を発注し、せっせと漬け込む作業と同時に昨年漬けた梅酒。”梅酒できたでぇ~!!” で集まってきたメンバーで、梅干しアテに梅酒(^-^)。一年がかりで出来た「事」を皆で楽しむわけですから、話がかなり盛り上がりますね。
 
ほんと、自分で手間をかかるというのも、ある意味 ”味” の一種、しかし付加価値は何倍にもなりますね。

やこやこ

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