【第0467話】余暇に迷う時代

　最近、一か月過ぎるのがめちゃくちゃ早い！それは私個人の感覚だけではないようですね。そういう感覚になるのは、週休二日、祝日の増加、時短による一週間で働く時間数の減少？？毎週、月曜日が来たとと思うと、あっという間に金曜日！祭日なんぞある週なんかは、え？もうまた土曜日！！昔は各駅停車に乗っている感じが、今は新幹線で移動している感覚で、電車に乗っている時間が短い感じ。

今から１００年ぐらい前にケインズっていう経済学者が書いたエッセイの事が書いてある記事が目にとまりました。内容は、先進諸国の生活水準は１００年後には１９３０年当時の４～８倍程度になっているはずなので、１日に３時間程度働けば生活に必要なものを得ることはできるだろうという予測です。とても興味ある内容ですね。３時間か～！しかし、この予測は当たっているのか？？結論から言うと、経済状況、例えばGDPであったり実質消費の値等々はかなり近い線で当たっている。

が！しかし、１日の労働時間は３時間？は、はずれ？

　が！しかし、一概に外れているとは思えない傾向が、最近個人的に実感している、”あ～！？休みばっかりやん！”っていう感覚です。厚生労働省が進めている「働き方改革実行計画」。簡単に言うと、一人一人の働く時間を減らし、より良い将来の展望が持てるような時間をふやそう！っていう感じですかね。なので、将来的には今よりもっと合理的に仕事が削減される傾向にあるという事でしょう。

　仕事量が減少傾向になる大きな理由は、今まで人間の仕事やったところが、ロボットやAIといったツールに置き換わるのが加速していくというところです。

　国の方針として、そして技術革新によって、どちらも労働時間の短縮に向かってしまうので、１００年前のケインズの予測に限りなく近づくのは間違いない！！

　労働時間が短縮していく(^-^)っていう事は、なんかとても明るい将来！と思う反面、”ほんじゃ、そのたっぷりの時間で、何をして過ごすの？”子育て世代やと、子供と関わる時間を増やせる！なんていうのもありますが、そういう目的を持たない人はどないします？っていう、何とも贅沢な悩みがでてきてしまうような。学生時代（私のですが）のように、時間つぶしで何をしよか？って考える毎日は、逆に大変かな。なんて考えてしまいます。

　そんな時代を受け入れることができるように、心から楽しめる趣味、ほんと必要ですよ(^-^)

　　　　　　やこやこ