オペレーション部門の中澤です。

9月に入り朝夕と秋の気配を感じるようになりました。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋です。が、日中はまだまだ残暑が厳しく、相変わらずハンディファンを手放せない毎日です。

そして9月は台風が最も多く発生する月らしいのですが、今年の予想では例年より少ないでしょうとの事です。

しかし、この8月は台風が多かったですよね、お盆期間中にも近畿を直撃し、旅行業界や旅行客の足に大きな打撃を与えました。台風の影響で線状降水帯が発生し、信じられない量の雨が降り災害を引き起こしました。

 

ここで「雨」について。

一言で「雨」と言っても台風の時のような激しい雨から「しとしと」と降る雨まで色々。

「雨」の種類+意味を思いつくだけ挙げてみました。

 

・梅雨(つゆ)・・・・・・夏至を中心として前後それぞれ約20日ずつの雨期

 

・菜種梅雨(なたねづゆ)・3,4月ころ現れる春の長雨。花を催す雨

 

・時雨(しぐれ)・・・・・晩秋から初冬にかけて降る雨で降ったりやんだりするにわか雨

 

・霧雨(きりさめ)・・・・普通の雨よりも滴が小さくて数が多い雨。直径0.5ミリ以下

=小糠雨(こぬかあめ)

 

・五月雨(さみだれ)・・・陰暦5月に降る長雨。雨の降り方をさす言葉で前期はしとしと後期は集中豪雨型のまとまった降り方をする

 

他に「しとしと」や「ざあざあ」という「音」で表現する方法もあって、改めて

日本語は美しく、表現豊かだなと思います。

 

英語もRainだけではありません。「にわか雨」は”shower”、「霧雨」は”drizzle

文章にすると、

 

「霧雨が降っています」だとIt’s drizzling

 

「土砂降りです」だとIt’s pouring 同じ土砂降りでもスラングでは、

 

It’s raining cats and dogs

 

と言います。直訳すると「猫と犬の雨が降っている」となるのですが、そんなわけはなく、

ネットで調べてみたところ、諸説ありなのですが、一番多く出てきたのが

 

Greek expression cata doxa

 

cats and dogs”の由来がこのギリシャ語の表現”cata doxa”(意味:「予想に反する」)からきている説と、風のシンボルが「犬」で嵐のシンボルが「猫」だった説。

なにぶん犬と猫は相性が悪いという事で

 

Fight like cats and dogs

(激しく口論する、犬猿の仲)

 

イディオムがあるくらいなので、激しい雨が降っている様子がイメージできそうです。

 

It’s raining cats and dogsはもう古い表現であまり使われる事がないみたいなのですが、日本語も同様「死語」は、辞書から消えていきます。

本当に言葉は「生き物」だなとつくづく思う今日この頃です。

 

I guess I’ll close for now.

See you next time.

 

  
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