Warren Buffett Testifies Before Senate Finance Committee いつ頃からか忘れたんですが、私の日常生活でテレビを真剣に見ることが無くなり、最近は電源さえ入れない時間が増えてきました。なぜか?以前はテレビが横にある時は必ずついていて、見ている時間も一日8~9時間、観たい番組は必ずビデオに録画してまで見ておりました。どんな内容の番組か?というと、モーニングショーから始まり、バラエティー番組、ニュース番組、何らかの討論番組、スポーツ番組・・・と、ドラマ以外は何でもござれでした。

どんな番組であれ、テレビはスピーディーで豊富な情報を大量に受け取れるので、世間で起こっているニュース、又は話題に関する情報は頭の中にぎっしり詰めてくれるのですが、ただ詰まっているだけ。何らかのニュースに対するコメントを○○大学△△博士とかいう人が詳しく説明しながらコメントするのを聞き、なるほど!とか思いながら自分の頭は何も考えずその意見になってしまう。自分の考えが全くありません。

大量の情報が自然と受け取れるので、自分で考えなくなっているような気がするんですね。そして、その出演者の人選とかをよく見ていると、まさしくトリックかマジックの手法と同じです。円高20101030tvイケイケの時にはミスター円が引っ張りだこで、円安になると全く出てこない。また円高になると忙しくなるんでしょう。聞いていると変に納得してしまう。結局、頭の中そして考え方までメディアに支配されている感じです。

そういうこともあってここ数年は自分で必要な情報は自分で調べる、そして自分で考えると言うことを心がけています。その中で最近よく思い出すのが、世界の長者番付界の常連、トップ10に25年もの長きに渡り君臨する大富豪のウオーレンバフェット氏の話です。バフェット氏の名言はたくさんあるのですが、その中に

「相談して決めようと思うとき、私は鏡を見るんだ」

という名言があります。自分で考え、自分で納得がいくまで調べる。人が言っている事はその人の意見であって自分の意見では無い。

日本人は・・・、という言い方はあまり好きではないのですが、テレビで”○○が体にいい!”とかいう番組があると、翌日は一気に店頭からその○○は無くなり、数日すると大量に余り投げ売りされていたり、また違う番組で・・・。全くそう言った報道に左右されているというより、テレビや雑誌等で提供される情報に洗脳され、全く自分の頭でそしゃくもせず鵜呑みにして行動を起こす。その矢継ぎ早に発射される情報が点々と移動しても、それに対する不思議さも感じなくなってしまう。

怖いですね。何も疑問も持たず、深く考えもせず、言われるがままに動いてしまっている、ってどう?私ももう一度知識にだまされず、自分の頭で考えてみる時間を増やす。まあ使える間に使わないと、あきまへん。頑張ってみます。

一度バフェット氏の名言読んで見てください。ユーモアいっぱいで面白いですね。

ウォーレン・バフェット
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウォーレン・バフェット

世界長者番付
http://ja.wikipedia.org/wiki/世界長者番付

やこやこ

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