ryouma2よく慰めの言葉に ”夜明け前が一番暗いんですよ。今これだけ暗いと言うことはもうすぐ夜明けが・・・” なんて、言っております。しかし少したってまた ”まだ暗いのですが・・・”、”いよいよ夜明けが近くに・・・” 。最後には ”いつまで夜明け前なんだよ!” なんて叱られる、なんて考えていた時ふと坂本竜馬を思い出し、そう言えばその時代の事恥ずかしながら全く無知な状態の私に気がつきました。そこで、今 ”夜明け前” だからこそと思いレンタルビデオのTUTAYAへ何かないかとフラッと探しにいきました。あるではないですか、NHKの大河ドラマの”龍馬伝”全48話。すぐさまレンタルです。

これは2010年にNHKでやっていたドラマで、私はその時全く興味もなくやっていたことすら知りませんでしたが、改めてこのドラマを観て強烈にはまりました。久ryoumadenしぶりに一日4話~6話のハイペースで一気に観てしまい、そしてドラマを観ながら何度も涙したのは中国ドラマの三国志と水滸伝以来です(結構涙もろい(T_T))。そして観飛ばすところもなく逆にこのシーンええな?!なんていうところは巻き戻して観たりと、かなりはまりました。

坂本龍馬の狂ったようなファンには何人も会ったことがあるのですが、このドラマを観て大納得です。私も今度休みを貰って四国土佐とか京都にある竜馬由の名所に行ってみたいとか、墓参りに行ってこよかなとか考えてしまいました。そして、何と私は非国民なんでしょうか!坂本竜馬もさることながら、私でも名前を知っているヒーロー達が、同じ時期に同じ場所で同じ空気を吸っていたって言うことも始めて知り、そして神戸にもあの勝海舟の海軍操練所があったと言うことも・・・(無知にも程がある!!反省しております)

このドラマは坂本竜馬がやはり中心人物なんですが、もう一人主役的なヒーローとも言うべき人物が出てきます。それは三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎氏です。坂本竜馬は日本を変えるという大義で動いているのですが、岩崎弥太郎は武士の身分を棄て商人の道へと転向し商売を追求していきます。独特な役柄というか、関連ブログ等を見ていると ”あまりにも容姿が汚すぎる!” なんていう意見が三菱関係者からありましたが、確かに役柄的に汚れていました。しかし、大器晩成型?というか最初は失敗の連続ですが、日本が変わっていく合間合間に経営を軌道にのせて行きます。そして最後は一代で日本を代表する企業の基盤を創り、今の三菱グループがあると言うものです。

yataro他にも多くの人物が現れ最終的に”大政奉還”が成し遂げられ、新しい日本へと踏み出していくのですが、現代とその時代とをオーバーラップさせ見ている意見も多くあります。坂本龍馬の時代と現代とでは全く時代背景は違っているのですが、現代のこの長引く不況そして変わらない政治、そして色々な意味でのグローバル化という事から考えると同じかも知れません。しかし何が全体的に不足しているのか?を見ているとやはり”志の大きさ”ではないかと思います。坂本竜馬は政治的な意味合いから日本は変わらないと潰れてしまうと思い、岩崎弥太郎は世界に誇れる日本の企業を創ろうと大志で動いていき、坂本竜馬が暗殺された後岩崎弥太郎がその竜馬の意思も継いでいきます。

色々な動きはあるのですが、やはり変わらない原因は、あまりにも目先の戦略又はテクニックばかりに走り、大きな志が欠乏している?のではないか。日本の夜明けは近い?かもしれないのですが、夜を明けさせるためには ”より大きな志” が必要なんだろうと、オバマ大統領ではないですが、まさに”チェンジ”ですね。

”龍馬伝” 是非見てください。熱く語りましょう。日本の夜明けについて。

やこやこ

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