最近はやりのお笑いコンビCOWCOWの”あたりまえ体操”が大はやり?と思っているのは私だけでしょうか。テレビを観ていると特に目についてしまい、思わずニヤとしてしまいます。どんな内容かと言いますと、日常の当たり前の行動、感情をラジオ体操風の音楽と、ほのぼのとした歌に合わせて振りを付けて体操する?いや動くという、お笑いです。ネタのシチュエーションは広範囲にあり、日常生活で誰しも思っているような、しかし口にはしないような内容もあったりで、そのオチでかなりニヤッとなってしまいます。

 
世の中、当たり前と思われる事はとても多いと思うのですが、その当たり前基準はそれぞれ人によって違うようです。私もこれは当たり前ではと思いながら話を進めていると、全くその相手はそれが当たり前ではなく、話が全く食い違う。当たり前基準が違うのですね。我々の仕事っていうのは、ある意味その相手ごと、また企業ごとの当たり前基準を探し出し、その当たり前が良い方向に進むのか、それとも悪くなっていくのかを探し出し、それをフィードバックする仕事と言えるかもしれません。

 
会社経営で言うと、固定費が限界利益を上回ると赤字になる。あたりまえ。赤字が続きその不足資金が調達できないと会社継続は困難になる。あたりまえ。大局的にはそう言った事ですが、その会社経営プロセスにおいて当たり前に必要な行為や施策が当たり前のように無い事が多く、そして特別な行為や行動、施策を追求しながら何も達成できず終わっていくという会社も多く見受けられます。

 

色々と振り返って見てみると、特別な行為も成し得れば多大な利益を生むのですが、特別な行為だけに中々うまくいかず結局中途半端に終わってしまう。その特別な行為ではなく、黒字企業では”当たり前”と思われる行為?ができないから赤字企業?かもしれません。経営に直接影響するかどうかはわかりませんが、多分黒字企業はオフィスも綺麗で入口も臭くない。儲からない企業はやはり色々な物が乱雑になっていて、整理整頓されていない。洗い出すと黒字企業との差は、当たり前基準の落差のようです。

 

我々が企業経営でよく遭遇する事象として、製造業で月次レベルの業績評価を行う上で在庫の棚卸が出来ない。”忙しくて、それに月末仕事が終わってからなんて無理ですよ”この考え方、この行為では黒字企業にはなりにくい。また、飲食店でよく見受けられる最悪の”当たり前”が出来ていないのがトイレが不潔。これは二度と行きたくないですね。こんな”あたりまえ”も簡単なようで難しいのかもしれません。

 

企業経営というのは、努力すると出来る”あたりまえ”の塊なのではないかと思います。その簡単な”あたりまえ”が当たり前にできるようになり、もう少しハイレベルな”あたりまえ”が当たり前にできる。するともっと利益を生む体質になれる。しかし、”あたりまえ”の行為が形となって現れない分焦りが先立ち、ハイレベルな行為へと気持ちだけが先に進んでしまう。これは嫌なパターンです。やはり、まずはスペシャルではなく、基本的レベルの”あたりまえ”を着実に一つづつ実行できるように積み重ねていく。これが、あたりまえ ♫
ですね。

あたりまえ、あたりまえ、当たり前体操 ♫
右足出して、左足出すと 歩ける! ♫
あたりまえ体操 ♫

あたりまえ、あたりまえ、当たり前体操 ♫
・・・・・ ・・・・・・ ・・・・
当たり前体操 ♫

よければ・・・に言葉入れてみてください。

やこやこ

 

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