11月の連休をを利用し、久しぶりに台湾の台南、高雄に行ってまいりました。今回の旅行は顧問先のR社企画の”古きを訪ね新しきを知る、風水ツアー。元とりまっせ!”に参加です。表向きは、あの三国志の諸葛孔明から生きるヒントを学び、台湾の方たちは誰もが知るという日本人「八田興一氏」の台湾での偉業功績を、日本人として確信し、竜虎・塔の風水パワーに浸るというツアーです。

とは言っても、観光地を巡ることでその内容に浸るのではなく、それに因んだ食事と癒しに塗れるツアーです。とにかく参加されている方々の食欲たるもの、風水パワーは必要ないのでは?と思わせるぐらいの勢いです。初日は癒しという事で、台湾足裏マッサージです。これはとにかく強烈に痛い。テレビで何度となく観たことがあるのですが、日本語も英語も何もわからない方が施術するので、こちらの痛さが言葉で表現できず、態度で示そうとするのですが、痛さで手も足も動きません。できる事は心の中で”早く終わってほしい”を願うだけです。

 食事は新鮮な海鮮素材、肉、小龍包、麺、その他諸々で、これを食べる???という食事から、かなり高級な食材まで頂きました。最低!!と昔から少し苦手な”臭豆腐”。字のごとくかなり臭い。ここではどんな匂いなのかは書きませんが、かなり臭い。それをまた鍋にした”臭臭鍋”専門店があるぐらい現地の方はお好きなようです。その看板には”臭豆腐臭臭鍋”と”6文字中「臭」という文字が3文字入るぐらい臭いんでしょうね。はっきり言って絶対食べません。

逆に高級食材の料理は、シーズンまっただ中の上海蟹、ふかひれの姿煮、アワビの姿煮、伊勢海老、他にも日本では高級食材が非常に安く感動です。また少し変わった嗜好で、今回の旅行のテーマでもある諸葛孔明をテーマに料理を出すというレストランにもチャレンジです。かなり店構えも素晴らしく、メニューは三国志の赤壁の戦いをテーマにしたフルコースのみです。料理には欠かせないお酒もありません。各部屋のテーマも登場人物、物語をテーマとして作られており、料理一品ごとに物語を語ります(中国語なんで内容は不明ですが)。一種のテーマパークのようで、皿に盛られている料理を見ながら、その物語を飲み込んでいくという感じです。

食事の他にも色々な街に出かけてみました。バイクが洪水のように溢れ、下水の臭いのような何とも言えない臭いが漂う、日本の30~40年前ぐらいを思い出させる下町があるかと思えば、高級住宅街の方へ行けば日本中にある同じようなアウトレットモールが賑っていたり、スーパーマーケットに行けば日本で売っているものとほぼ同じものが揃います。まるで昭和と平成が共存している国。

 何日もこの国に住んでいると、そういった環境には慣れてくるのでしょうが、トイレにウォシュレットが無いだけでくじけてしまうっていうのは、良いのか悪いのか?

しかし、やっぱり、何と言っても、

日本という国は一番住みやすい!

日本以外に行くと一番よくわかる事は、日本の事。いつもの環境から離れていつものところを眺めると、いつものところが良くわかる。これは色々な事に当てはまるかもしれません。

やこやこ

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