今日生まれて初めて、能とういうものを観に行きました。M事務所のM弁護士のお誘いと、M事務所のM司法書士のチケット手配により実現しました。M事務所のM司法書士の母上がそういうご趣味という事で、話はすぐまとまり早速神戸の湊川神社で集合という事になりました。能と言ってもテレビで部分的にしか観た事ないし、どんな服装で何を持ってとか分からない事だらけだったので、FCGの狂言師いやいや能楽師のS社のT氏に聞くことにしました。

 行くとまず席順を早いもの順で選べ、我々が選ぶときには正面席の前の方はほぼ満席で、(私)どの辺に行きますかね~、(M弁護士)正面席がいいのですが、通は脇正面がいいそうですよ(^^)、という事で能の通でもないのですが、脇正面席、言うなれば渡り廊下のようなところの横の席ですね。座ってみるとなかなか舞台もよく見え、良い席です。

 今回は神戸観世会という事で、その番組(テレビ番組というのは能から)は

  和布刈(めかり)   能
  胸 突(むねつき)  狂言
  敦盛、夕顔、     仕舞
  花筐、山姥
  葛 城(かつらぎ)  能

という構成です。能は観るまでは眠気との戦いかと覚悟しながら観ていたのですが、やはり出演者のゆっくりした動きであったり、後ろでうたっているというか唸っていると言うのか分からないのですが、その何とも言えない音の波動の柔らかさから少し睡魔はあったのですが、観ているうちにストーリーの面白さとか、最後の盛り上がりとかで、知らないうちに引き込まれておりました。いや不思議。

 それで、和布刈という能の後15分の休憩を挟んで、胸突という狂言です。内容は債権者と債務者がおり、債権者が債務者の所に取り立てに行くという内容です。取立てに来られた債務者は今も昔もやはり同じで、居留守を使い債権者はそれにもめげず、力ずくで連れて行こうとします。その時事故が起こります。

 というより債務者が胸を突かれたと転び”痛い痛い!”と騒ぎます。それを債権者はなだめようと、まずは金利の減免。それでどうかと債権者が尋ねると、まだまだ痛い!!それではという事で、元金も免除しようという事になったのですが、それでも債務者は納得せず、しっかり証文まで取り返しその目の前で、破って破棄してしまいます。それでやっと痛みが治まったという事で、大きな声で高笑い!!!

 とても今に通ずる内容で、しかも今の仕事の関係かどうか分かりませんが、自分は知らないうちに債務者側を応援していたりして、色々な番組の中で一番印象に残りました。現代でも、企業は痛い痛いと言いながら、債務免除、金利の減免、昔とは額が違うのでしょうが、やり方は同じですね。
かっかっかっか!!

              やこやこ

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