今日は毎年恒例のえべっさんに参って来ました。毎年一番ピークの時間帯に行っていたので、境内に行くまでに人であふれて、なかなか入れません。そういう事もあって今年はちょっと早い目に、行く事にしました。快適に参れました。しかし今年は時間の都合もあって、西宮えびすだけです。

 えびす神社といえば関西では有名なのは、西宮えびすを総本山として大阪の今宮えびす、今川えびす、兵庫の柳原えびすがあります。毎年、私は今宮えびすと、西宮えびすに参ります。同じえびす神社なんですが、それぞれ特徴があって、大きく違うのが笹ですね。西宮えびすはプラスティックの笹に色々と飾りがつけてあるものを買うという形で、値段も大中小ぐらいで予算が1000円、3000円、6000円ぐらいです。今宮えびすは、笹が生でそれ自体はただでそれに色々つけるのを自分で選択して買って付けていくというパターンです。

 本堂の所で生の笹を、配っていて出来るだけ立派な笹をもらおうと、結構奪い合いみたいな感じなんですが、立派な笹をもらうとそれに、打出の小槌であるとか帆掛け舟であるとか、一杯つけないと、笹とバランスが合いません。それにバランスするぐらいつけてしまうと、10000円は軽く超えてしまいます。さすが大阪のえべっさん、商売上手ですね。だから、最近今宮えびすに行って、笹をもらうときは、できるだけ小さな笹を頂くことにしています。(ちょっとせこい?)

 それから、もう一つ大きな特徴は、今宮えびすのえべっさんはとても耳が遠いという事。西宮えびすのえべっさんはそうでもないらしいのですが、あんなに福耳で耳が大きいのに、今宮のえべっさんは小さな声では聞こえないらしいですね。だからドラのような物を手で叩きながら、参りに来た事を伝えます。

 商売は自分の努力と周りの人の協力。経営も綿密な経営戦略の実行と的確な市場予想。しかし、最後の一振りは神頼みかもしれません。まあ、どちらにしても”商売繁盛、笹もってこい!!”って言いながら商売繁盛を願いに参りに行く。一番それで儲かるのは、えびす神社って事は考えず、一生懸命手を合せて、今年も商売繁盛を頼んで参りました。


                やこやこ

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