監査担当の永野です。
今回、ご紹介するアプリは、『音声から文字起こし 変換 Texter』です。このアプリは、AI技術により、録音音声や画像、動画から瞬時にテキストに変換できるというものです。例えば、PDFからの文字起こしや会議の議事録の作成、他にも、リアルタイム翻訳機能など使い方は様々です。

このアプリが他の文字起こしツールと違うところですが、通常は音声からの文字起こし限定ですが、画像や動画ファイルからも可能だという点です。
 
まず、アプリをダウンロードして、起動すると、どのアプリでも確認される通知やトラッキングの許可を求められます。

音声から文字起こしする場合、画面下の「ボイス」をタップし、表示されるマイクボタンをタップします。これで録音が開始され、その内容が文字起こしされ、画面に表示されます。録音を停止する際は、マイクボタンが停止ボタンに変わっているので、そこをタップで停止します。

録音したファイルは、左下の【リスト】に保存されます。
翻訳の場合は、「ボイス」をタップした後、右上のアイコン(アルファベット/文字)をタップします。次に翻訳する言語を設定して、マイクボタンを押しながら発言します。
 
このようなアプリですが、私が興味を持ったのは、聴覚障害者やそのパートナーの方がこのアプリを使うことで、コミュニケーションが円滑になるという部分です。文字起こしと聞くと、録音した音声を文字にする、というありきたりなイメージしかありませんでしたが、アプリの機能は実に素晴らしいです。
 
さて、無料で利用する場合、リアルタイム文字起こしが1分しかありません。よって、本格的に利用する場合は、課金する必要があります。

良い口コミによると、音声入力の精度が高い、PDF文書をテキスト変換する正確さがダントツなど。今のところは、遊びで使ってみただけなので、課金するかどうかは検討してみます。
 
他にも文字起こしのアプリって、いろいろあるようで、それも驚きでした。需要がある、ということでしょうか。中でも【Sloos(スルール)】というアプリは、話者の事前登録をしておけば、話者ごとに文字起こしをしてくれるのだとか。マイク1台で約10名の声を認識して、文字起こしするなんて、すごいですね!

そのうちに、この人ならこう発言するだろう、なんて議事録が出来たり、会議自体をAIがやってくれたり、そんな時代が目の前にやって来ているかもしれませんね。

  
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