昨日はS社T社長の誘いで、M弁護士とS者社員T氏と能楽を見に行って参りました。能は今回で2度目ですが前回とちょっと趣向が違います。場所があの肉の「三田屋本店やすらぎの里」の能楽堂です。ちょっと早い目の食事付で、その後に能を楽しむという趣向です。番組(能楽で出し物の事)は「安達原」T社長が言うには能楽のメイン番組と言うことです。

 ここの能楽堂は感動的です。三田屋といえば肉料理で有名なお店で、神戸、大阪と何店舗か展開されている会社ですが、料理もさることながら、店員さんも、お店の造りも能楽と言うことをテーマにしたデザインと思うのですが、非常に感動を与えてくれます。造り的に言いますと、巨大なレストランに庭園があり、その延長線上に本格的な能楽堂が存在すると言う感じですね。とにかく、とても優雅な気分になる雰囲気でいっぱいです。

 その場所で、食事後に観た能楽の内容は、奥州(福島県)の安達原で行き暮れた諸国行脚の山伏が、女主の一軒家で一夜の宿を乞い招き入れて貰うのであるが、その女主が人食い。それで、最後には数珠を揉み祈り、終には夜の嵐と共にその鬼(女主)が消え去っていく、という内容です。狂言と違って、やっぱり今回も、台詞?と言うのかどうか定かではありませんが、10の会話の内1ぐらいしか解らず、何をしゃべっているのかサッパリ。前もって頂いている、出演者リストを番組の内容と、T社長の解説でようやく理解できると言う感じです。

 出演者の動きも、何とも言えない位優雅です。能楽の世界は、T社長が言うには室町時代から全く新しい物を取り入れていないと言うことで、言うなれば芸能のシーラカンス(ちょっと例えが悪いかも)?とにかく新しい物を全く受け付けないという世界らしいです。色々な世界で、改良に改良が重ねられて作られていいる世の中で、これだけ、時間が止まったものがあると言うのも、そこに身を置いてみると、台詞はよく解らないのですが、それがまたとても心地良いのが不思議です。

 古いものを壊して、また改良して新しいものに進化させると言うのが常な社会なんですが、今回、ざっと見て200名以上の方が場内満席で、この能楽を楽しみに来られていて、皆感動しながら帰っていくという風景を見ていると、新しいもの、また合理的なものばかりが必要なのではなく、能楽のような歴史を正確に受け継いでいくと言うことも、本当に必要な事と思います。また、それを企業レベルで守っていこうとする、三田屋さんの姿勢には敬意を表したいと思います。また一度のぞいてみてください。


 

 三田屋本店 やすらぎの里 http://www.sandaya-honten.co.jp


 

                やこやこ

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