2006.3.19

彼岸と此岸(しがん)を行き来する、「怪しい来客」たち。 筆者はその間の世界で、彼等の声を聞き、やがてはそこに仲間入りするであろう、自分の姿を見ます。 たいていの人にとって、死というのはこわいものです。その「死」に、いつも […]

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2006.3.12

大宅壮一ノンフィクション受賞作!なんと?この作者に、そんな骨太な作品書けるの? そんな疑問から読み始めましたが、やられました、これはいいです。 物語は3部に分かれていて、それぞれ1人づつ、3人の少女が語られています。 ギ […]

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2006.2.19

「伊集院ワールドの傑作ばかりを集めた」短編集だそうですが、ぜんぜんだめ。 これはあかんです、駄作。好きな作家のひとりだったのですが、がっかりです。 最初の短編「オルゴール」は非常に好感が持てて、泣いちゃったりしたのですが […]

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2005.12.13

ハードSFの旗手であるグレッグ・イーガンの短編集その2です。 とにかくすごい作家で、発表する作品ほとんどが、なんらかの賞をとる。内容も、非常に科学の最先端できわどいところを取り上げています。 得意とするテーマは、量子力学 […]

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2005.12.11

「ホワイトアウト」に「震源」「奪取」日本屈指のストーリーテラーでしょう。よく東野圭吾とならんで、ベストセラーのところにあるのですが、この2人の作品は、実際読んでまったくハズレがありませんね。題名はヘレンケラーとかけている […]

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2005.1.22

いままで宮部みゆきの作品にみてきたように、ワープロを使うと、作品はつまらなくなっちゃうのでしょうか。 確かに、万年筆なんかを使って原稿用紙にがりがり書いているのと、ワープロでコピーを駆使して貼り付けていくのとでは、なんと […]

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2003.2.24
カテゴリー 読書感想文 

この作品が書かれた(初版)のは、1984年ですから、僕は高校生で、夢中になってSF小説を読み漁っていた時期です。様々な作家がいますが、この作者の小説はその頃から全部読んでいます。まあ、暗いのね、基本的に。今回、続編「グッ […]

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2002.6.13
カテゴリー 読書感想文 

「ソープ」でなくて、「スープ」です。 なかなか読み応えのある、ハッカー小説です。楽しんで読めますよ。 国際的に活躍するハッカーに、ある日訪ねてきた、経済産業省の役人と名乗る女。 その依頼を受け、「EGG」と名乗るクラッカ […]

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2001.2.24
カテゴリー 読書感想文 

「ゴールドラッシュ」て聞くと、やっぱり矢沢のえいちゃんだよね。 まあ、そんなことは、おいといて。 例の神戸の少年殺人があってから、少年犯罪というより、現代の少年たちの抱える問題、世界観、大人たちの無力さ、教育の矛盾が、一 […]

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2001.1.4

解説に「国際ラブ・ロマン」と銘打ってあるように、プラハを舞台にした日本人外交官と東ドイツ女性との恋愛物語です。 偶然知り合った男と女。日本人外交官と、東ドイツ(DDR)の美しい女。 しかも名前はカテリーナときたもんだ。美 […]

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